アレルギー性結膜炎の治療に用います。
抗アレルギー薬が配合される目薬です。
アレルギー症状を引き起こすヒスタミンなどの体内物質の働きをおさえる作用があります。
そして、目のかゆみ、結膜充血、涙目、目やに などアレルギー性結膜炎にともなう諸症状を改善します。
本剤に含まれているベンザルコニウム塩化物は、ソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるので、点眼時はコンタクトレンズをはずし、10分以上経過後装用してください。
〈一般的名〉
オロパタジン塩酸塩点眼液
〈組成・性状〉
パタノール点眼液0.1%
〈有効成分〉
1mL中含量 日局オロパタジン塩酸塩 1.1mg
(オロパタジンとして 1mg)
〈効能又は効果〉
アレルギー性結膜炎
〈用法及び用量〉
通常、1回1~2滴、1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼する。
〈重要な基本的注意〉
本剤の使用により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないよう注意すること。
〈特定の背景を有する患者に関する注意〉
妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット、経口)で乳汁中への移行及び出生児の体重増加抑制が報告されている。
小児等
低出生体重児、新生児、乳児を対象とした臨床試験は実施していない。
〈副作用〉
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
・眼 眼痛
・精神神経系 頭痛
・肝臓 ALT上昇、AST上昇
・その他 ヘマトクリット減少、尿中ブドウ糖陽性
〈適用上の注意〉
薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
患眼を開瞼して結膜囊内に点眼し、1~5分間閉瞼して涙囊部を圧迫させた後、開瞼すること。
他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼すること。
本剤に含まれているベンザルコニウム塩化物は、ソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるので、点眼時はコンタクトレンズをはずし、10分以上経過後装用すること
販売元 : 協和キリン