効能又は効果
痔核・裂肛の症状(出血、疼痛、腫脹、痒感)の緩解、肛門部手術創、肛門周囲の湿疹・皮膚炎、軽度な直腸炎の症状の緩解
用法及び用量
通常1日1~3回適量を患部に塗布又は注入する。
軟膏は、中にも入れられますし外にも塗れます。
この薬は店頭販売のみです。(通販はできません。)
強力ポステリザン軟膏(注2)
- 大腸菌死菌浮遊菌とヒドロコルチゾンの配合剤である。
- 抗炎症作用に加え、創傷治癒促進作用、局所感染防御作用を有する。
(マウス、ラット) - 痔核、裂肛をはじめ、各種肛門疾患に有用である。
- 総投与症例1632例中、7例に副作用が認められ、主なものはそう痒感2件(0.12%)、便意1件(0.06%)、局所不快感1件(0.06%)等であった。(再評価結果)
[強力ポステリザン軟膏の有効率]
国内総計1632例を対象とした二重盲検比較試験を含む臨床試験における有効率は次のとおりであった。
(注2)強力ポステリザン軟膏インタビューフォームより
国内総計1632例を対象とした二重盲検比較試験を含む臨床試験における有効率は次のとおりであった。
対象疾患名 | 有効率(%) |
痔核 | 80.2(304/379) |
裂肛 | 74.6(50/67) |
肛門部手術創 | 90.0(819/910) |
肛囲湿疹 | 96.2(25/26) |
軽度な直腸炎(直腸潰瘍) | 90.4(226/250) |
(注2)強力ポステリザン軟膏インタビューフォームより