「レスタミンコーワ錠10mg」は、抗ヒスタミン作用により、アレルギー症状を改善します。
通常、じん麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒、春季カタルに伴うそう痒、枯草熱、急性鼻炎、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎の治療に使用されます。
市販薬の睡眠改善剤「ドリエル」と同じ成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩)のお薬です。
この薬は店頭販売のみです。(通販はできません。)
<一般的名称>
ジフェンヒドラミン塩酸塩錠
<禁忌>
(次の患者には投与しないこと)
1.
緑内障の患者〔抗コリン作用により房水流出路が狭くなり眼圧が上昇し、緑内障を悪化させるおそれがある。〕
2.
前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者〔抗コリン作用による膀胱平滑筋の弛緩、膀胱括約筋の緊張により、症状を悪化させるおそれがある。〕
<効能又は効果>
じん麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎)、春季カタルに伴うそう痒、枯草熱、急性鼻炎、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎
<用法及び用量>
通常、成人1回3~5錠(ジフェンヒドラミン塩酸塩として30~50mg)を1日2~3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
使用上の注意
重要な基本的注意
眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。
<高齢者への投与>
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。
<妊婦、産婦、授乳婦等への投与>
1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。〔抗ヒスタミン剤を投与された患者群で、奇形を有する児の出生率が高いことを疑わせる疫学調査の報告がある。〕
2.
授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせること。〔母乳を通して乳児の昏睡がみられたとの報告がある。〕
<小児等への投与>
低出生体重児・新生児には中枢神経系の副作用(興奮、痙攣等)が起こる危険性が高いので、投与しないことが望ましい。
<製造販売元>
興和株式会社
<販売元>
興和創薬株式会社