ビダラビン軟膏3%「イワキ」は、細胞内に侵入したヘルペスウィルスの増殖を阻害し、感染症状を改善します。
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<薬効分類名>
抗ウイルス剤
<成分・含量(1g中)>
ビダラビン 30mg(3%)
<効能又は効果>
帯状疱疹、単純疱疹
<用法及び用量>
患部に適量を1日1~4回、塗布又は貼付する。
<用法及び用量に関連する使用上の注意>
1.
本剤の使用は、発病初期に近い程効果が期待できるので、原則として発症から5日以内に使用開始すること。
2.
本剤を7日間使用し、改善の兆しがみられないか、あるいは悪化する場合には他の治療に切り替えること。
使用上の注意
重要な基本的注意
本剤は局所治療を目的とした薬剤であるため、発熱、汎発疹等の全身症状がみられる場合又は使用中にあらわれた場合には重症化することがあるので、他の全身的治療を考慮すること。
相互作用
<併用注意>
(併用に注意すること)
1. 薬剤名等
ペントスタチン製剤
臨床症状・措置方法
ビダラビン(注射剤)との併用により腎不全、肝不全、神経毒性等の重篤な副作用が発現したとの報告がある。
機序・危険因子
ペントスタチンが、ビダラビンの代謝に関与するADA(アデノシンデアミナーゼ)酵素の阻害作用を有するため、ビダラビンの血中濃度が高まることによると考えられる。
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
以下のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。
その他の副作用
1. 皮膚
頻度不明
接触皮膚炎様症状、刺激感、そう痒感等
<妊婦、産婦、授乳婦等への使用>
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。なお、静脈投与による動物実験(ラット、ウサギ)で催奇形作用が報告されている。]
<小児等への使用>
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
適用上の注意
1. 使用部位
眼科用として、角膜、結膜には使用しないこと。
2. その他
本剤の基剤として使用されている油脂性成分は、コンドーム等の避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化・破損する可能性があるため、これらとの接触を避けさせること。
<製造販売>
岩城製薬株式会社